派遣って結局どういうもの?

年々「派遣」という言葉を聞く機会も増えています。
ですが実際、派遣とはどういうもので正社員やアルバイトとどう違うのか、わからない方も多くいらっしゃるかと思います。
正社員と比べがちですが、派遣はメリットが多くあります。
派遣で働くとはどういうことなのか、派遣ってなに?どういうもの?を解説します。

派遣の仕組み

派遣と正社員・アルバイトの大きな違いは、雇用主の違いにあります。
正社員・アルバイト・パートなどは雇用契約を結ぶ会社と働く会社は同じですが、
派遣は雇用契約を結ぶ会社と働く会社が違います。
まず、派遣スタッフは派遣会社と雇用契約を結び、派遣先となる企業へと派遣されます。
そのため、業務の指揮命令は派遣先企業の担当者が行い、給与の支払いなどは派遣会社が行います。
人材派遣だけでなく、一定の期間後、派遣先企業に直接雇用される紹介予定派遣などもあります。

派遣のメリット

派遣に対してマイナスなイメージを持っている方は多くいらっしゃると思います。
派遣での働き方の制度やメリットを知ることで、こうした不安や疑問は解消されるかもしれません。

● ライフスタイルに合わせた働き方ができる

派遣は長期・短期だけでなく、残業なし、夕勤・夜勤、シフト勤務、週3~4日など、数多くある仕事の中から、
ライフスタイルに合わせた働き方を見つけることができます。未経験歓迎の仕事はもちろん、資格・スキルを活かした仕事、
趣味や習い事、家事・育児といったプライベートや家庭を両立した働き方も出来ます。
 

● 保険加入も可能、正社員と同等の福利厚生がある会社も

一定の条件を満たしていれば労働・社会保険の加入はもちろん、扶養範囲内での働き方も可能です。
逆に、保険に加入しない短時間での働き方も出来ます。有給休暇も就業起算日より6か月後に取得可能です。
 

● 一人じゃない。コーディネーターや派遣元企業がサポート

主に自身の所属する企業が派遣スタッフのサポートを行います。働くうえでの悩みや不安、ご要望など、なんでも相談してください。
仕事の内容やシフトについて、給与など派遣先に言いにくいことでも、人材コーディネーターが全力でフォローします。

他にも、経験やキャリアを活かした仕事や大手有名企業での就業も可能です。
また就業先や働き方によっては正社員と同等もしくは近い給料で働くことも可能です。

まとめ

社会問題となっている正規・非正規の不合理な待遇差に関しても2020年4月から「同一労働同一賃金」が適用され、
2021年4月には雇入れ時や求めがあった場合、待遇差の内容や理由などの自身の待遇について聞くことができるようになります。

企業にとっても派遣の活用はメリットが多く、これからも待遇差は改善されていくため、ますます派遣が増えていきそうです。

少し違った目線で仕事を探してみると、あなたに合ったお仕事が必ず見つかりますよ。