
自分の道を見つけるために
5年後・10年後を見据えて設定するキャリアプランですが、転職を考えている身としてはなかなか明確にし辛いですよね。
そんな中でも転職を成功に導くためには、少しでも明確なプランニングが不可欠。ここではキャリアの考え方やプランの立て方などを紹介しています。
キャリアの考え方のヒント
抽象的なゴールを見つける
具体的な職業や業務を目標にすると、将来なくなってしまう可能性がありますが、自分の「こんな人に喜んでもらいたい」「こういう方面で、役立ちたい」という、抽象度の高い思いは、コアであるほどぶれにくいものです。
自分の中のコアな思いを引き出すには、「なぜ?」と繰り返し問いかけるのが有効です。
理由を深堀することでなぜ好きなのか、根本的な好きの理由、だからこそ自分の中のコアな思いに気付けるのです。
環境変化を作り出す
IT導入などにより、環境変化のスピードは加速しています。適応できなければ、置いてきぼりを食らってしまうかもしれません。
この時代に注目されてきた力が「環境適応能力」です。環境適応能力は、どんな環境においても臨機応変に対応できる力です。
環境適応能力があれば、自分のストレスを少なく抑えることが出来るし、時流に乗って生き残っていくことが出来ます。
環境適応能力をつけるには、先に述べた自分自身の中のコアな思い=自分の軸をしっかりと持っておくことも役立ちます。
そのほかに、チャレンジ精神を持つことや、様々な経験や様々な人との交流を通して許容範囲を広げることです。
もちろん、異動や転職もいいチャンスですし、副業でこれまでやってこなかったことにチャレンジするなど、自ら環境変化を作り出して慣れていくのもいいでしょう。
今を起点に考えるようにする
不安ばかり先走って浮足立ってしまい、何もせずに過ごすのは、大きなマイナスです。
まずは、今の自分の地固めをしましょう。今目の前にある課題に対処できなければ、思いがけない事態に対処することなど不可能です。
転職を考えるのは、自分の強み弱みや、方向性を確かめるのにいいチャンスです。
来るべき激動の時に備えるくらいの気持ちで、取り組みましょう。
今の取り組み方が、将来のあなたの人生全体を、左右することになるかもしれません。
自分の強み弱みがわかったら、次にどんな武器を身に着けたら、自分の人生をより有利に運ぶことが出来るのかを考えましょう。

社外コミュニティについて考えよう
最近社外コミュニティというものが注目されています。
昨今、様々な働き方がある中で社外でのコミュニケーションや活動が注目されています。
これが注目されるようになった要因はいくつかありますが大きくは下記の3つです。
社外コミュニティとは?
リモート勤務
コロナ禍によるリモート勤務により、会社というコミュニティから離れた環境に身を置くことが多くなりました。
そのため、会社を外から俯瞰して見れるようになり、外の世界に興味を持ち始めことで社外のコミュニティを求めるようになった方も多いです。
キャリア自律
近年、特に若手を中心にキャリア形成を会社での昇進ではなく自分のスキルや経験、資格など自分のキャリアを武器に転職によるキャリアアップを目指す人が増え、
社外との情報交換や、人脈形成などを目的に社外コミュニティにそれを求めるようになりました。
SNS交流の活性化
SNSにより情報発信や交流が用意になったため、社外コミュニティへのアクセスがしやすくなったのも要因の一つです。
その他にも趣味の集まりや育児や教育など、たくさんのコミュニティがあります。
特にSNSにより、今まで出会うこともなかった人と簡単に会えたり、zoomなどの WEB会議システムを利用した気軽な交流がしやすくなったことは、それを加速させたと言っても良いと思います。
まとめ
これは単純にキャリアや趣味だけではなく、勉強会などの開催や、技術交流などが活発に行われるようになっており、自身のスキルアップや仕事の効率化にも役立っています。
例えば、自分でコミュニティを主宰することだってできます。自分が気になるテーマでコミュニティを作り、SNSなどで共通する課題を持ってそうな人に向けて発信する。そうすれば、それがコミュニティとなって発展していきます。
どうしても社内だけでは、情報が凝り固まり、新しい発想や展開が難しくなります。
新しい発想や可能性を求めて、社外コミュニティに参加してみてはいかがでしょうか?

キャリアアップの考え方について
キャリアアップを考えること。仕事をしていく上でどこかでぶつかる壁だと思います。
自分の経験、知識、できること、できないこと、考え始まると現在と違う方向性が見えてくることもあるでしょう。
人生設計やキャリアプランは、節目節目で見直して、より良い方向へ作り直していくものです。
そこでは、それまでに取得した資格や経験が大きな強みとなって、新しい道を示してくれます。
高みを目指して努力してきたことは、ムダになることは決してありません。
これまでの経験を振り返る
仕事上の経験を中心に、振り返ってみます。今までどんな仕事を経験し、どのような成果を上げて、どんなスキルを使ったり獲得したりしたか。
自分の「強み」を見つける
特に、「これは楽しかった」「やりがいがあった」というものを、探しましょう。
事務仕事の中でも、PC操作は面白いとか、スケジュール管理はやりがいがあるなど、職務の一部に強みが隠れていることもあるので、見逃さないように。
自分が将来なりたい姿を確認する
誰かの役に立ちたいのか、家族との時間を大切にしたいのか、社会的に高い地位に就きたいのかなど、ありたい姿を考えましょう。
キャリアアップし続けるには?
ロールモデルを持つ
「こんな風になりたい」という人がいると、達成したい姿が、より鮮明になります。
仲間を持つ
同じ資格を目指す人と話をすると、その人の思いや情熱に背筋が伸びる思いがすることもあります。
キャリアプランを見直す
プランを立てた時と状況が変わることもあります。方向性が変わったのであればその都度修正しましょう。
まとめ
基本的には、キャリアプランを作ってそれに沿って行動していくわけですが、資格取得はともかく、経験を積むには、現職では難しい場合があります。
その時には、転職を考えてもいいでしょう。
キャリアアップを目指しての転職は、よりよい経験が積める会社を選ぶ必要があります。

成果で給与は大きく変わる!? 営業の仕事内容
ここでは営業職の仕事内容やメリット、向いている人の特徴について詳しくまとめました。
営業ってどんなことをするの?具体的な仕事内容とは
営業職はおおまかに、2種類の仕事内容に分かれます。
まずは「ルート営業」です。ルート営業ではすでに会社と取引がある顧客に対し、案件が発生すれば対応する仕事です。しかし、受身になって仕事を待つだけではなかなか売上を獲得することはできません。
どれだけ顧客の信用をつかみ、さらに取引を増やすために自社をPRできるかが営業の腕の見せどころです。
次に、「新規営業」と呼ばれる営業形態です。新規営業で相手にするのは現在取引がない会社です。つまり、新規顧客を獲得する仕事です。
外回りだけじゃない!?営業職の種類
ルート営業や新規営業は「外回り」と呼ばれる仕事です。
しかし、顧客を訪問し、自社をPRする外回り以外にも営業の仕事は存在します。まず、企画営業です。
企画営業でPRするのは商品ではなく企画です。プロモーションやイベントなどの企画立案から関わり、提案までおこなう営業も少なくありません。
また、営業職にはアシスタントや営業事務の業務が含まれることもあります。
営業がセールスに使う資料を取り寄せたり、あるいは作成を手伝ったりして、商談に集中できる環境を整えます。
また、入力作業やコピーなど諸雑務を担当することもあります。
営業のやりがいはどんな所にある?
営業のやりがいとしては、段階を踏んで顧客提案を行い、商談をまとめるまでの充実感です。
特に、新規開拓では成果が顕著に現れます。最初はまったく相手にされなかった顧客が徐々に話を聞いてくれるようになり、最後には商品購入を決断してくれたとしたら、自分の能力が肯定されたような感覚になり、自信を持つことができるでしょう。
また、営業職は結果がダイレクトに評価へとつながる仕事です。
昇給や賞与など、目に見える形で自分を評価してもらえるのはうれしいものです。
成果を残していれば早い段階での時給アップにもつながります。
どんな人が向いている?営業の適性は?
営業職に向いている人は、まずコミュニケーション能力が高い人です。
営業はただ商談をきっちりと行おこなえば物を買ってもらえる仕事とは言い切れません。
どんなに話が上手く、優れた商品でも傲慢な印象を与えてしまえば、顧客は「この人の会社にお金を払いたくない」と感じる可能性もあります。
逆に、口下手でも真面目さがにじみ出ている人であれば、顧客からも愛されやすいでしょう。
いかに顧客の心を掴むコミュニケーションができるかが、営業職ではとても重要と考えられます。
そのうえで、気持ちの強い人が優秀な営業マンになれるのではないでしょうか。
営業は苦難の連続です。ライバルに顧客を奪われても、顧客からきつい言葉をもらっても、へこたれずに自分を高めていく人が営業の適性を持っているのです。

誰でも簡単にできる? 軽作業の仕事内容と魅力
軽作業の仕事内容は多岐にわたります。簡単な作業もあれば複雑な作業もありすべてが簡単な作業というわけではありません。
荷物を梱包する作業であったり検査であったりとさまざまです。今回は軽作業がどんな仕事なのかに触れつつ、気になる疑問点とその答えをご紹介します。
軽作業の種類は膨大!作業内容はどんなもの?
軽作業とは商品の梱包や検品、仕分けなど製造以外に関する作業のことです。
軽作業をしてくれる人がいなければ事業も日本の製造も回りません。軽作業の仕事内容は単純なものが多いのですが中には複雑な業務もあります。
またイベントの設営や解体などといった力仕事も軽作業に含まれるため体を使って仕事をすることもあります。
ここでは軽作業の種類と仕事内容について説明します。軽作業には下記のように複数の仕事があります。
「仕分け」は運送業者でよく見られる作業で、送られてくる荷物の配送先を仕分けたり種類別に仕分けたりする作業です。運送業者以外にも生産ラインなどで作業する方もいます。「梱包」は商品を袋に詰めたり段ボールに入れたりする作業のことです。「商品管理」は倉庫に入っている在庫を確認したり商品にタグ付けをしたりします。「組み立て」は生産ラインで部品同士をくっつけてひとつの製品にすることです。「加工」は機械を使って圧縮などをする作業のため、少しのズレがミスにつながる集中力が必要な仕事です。「検品・点検」はできあがった製品に不具合がないかを調べるもので製品の質を左右します。「運搬」は軽トラックを使って在庫を運びます。公道を走る場合は免許が必要になります。「搬入」は運ばれてきた在庫を倉庫の中や店舗の中に入れる作業です。フォークリフトを使うこともあります。「設営」はイベント会場などでテントを張ったりステージを作ったりする作業です。イベント終了後に解体するのもセットになっている場合もあります。「製造」は部品を作ったり食品を作ったりする作業で、お弁当の上に梅干しを乗せる作業など単純作業がメインです。
このように一言で軽作業とくくってもさまざまな種類がありますので、応募したい仕事の内容は必ず確認しましょう。
軽作業のメリットやデメリットは?
軽作業のメリットは「体を動かせる」という点です。
デスクワークなどより軽作業のほうが体を動かすことができるためアクティブに働きたい方には向いているでしょう。
また忍耐力を鍛えることができます。しかし、単純作業がゆえに飽きてしまう懸念もあり、これが軽作業のデメリットです。
また慣れてしまったが故にミスしやすくなってしまうというデメリットもあります。
常に緊張感をもって仕事をしないと大きなミスにつながる可能性があるので注意が必要です。
未経験で資格なしでも大丈夫?求められるスキルは?
軽作業は未経験でも特に問題ありません。
体力や速さ、正確性が求められる環境のため特に資格なども必要とはされません。
求められるスキルは正確性や速さのほかに効率を追い求める姿勢です。
初めて派遣で仕事をするという方でも安心して取り組める内容です。最初にきちんとした研修を用意している会社もあります。
軽作業を通じて自身のキャリアアップなどにもつなげることができるほか、自信へとつなげることができることもあります。
このように軽作業はだれでも簡単にできる内容です。
仕事内容も自分で選べることがありますので1度話だけでも聞いてみてはいかがでしょうか。

自分に合った仕事を見つける方法
理想の仕事を見つけることは、生活において非常に重要です。単に便益や給与だけでなく、本当に楽しむことができる仕事に就くことが大切です。毎日の大半を捧げる仕事なので、どのように見つけるかについて、以下のヒントを紹介します。
まず、自分の得意なこと、経験、新しい仕事に応用できるスキルを理解することから始めましょう。我々は持っているスキルや才能を日常的に活用しないことが多いため、それらを見失いがちです。新しいキャリアに向けてスタートする場合や転職を考えている場合、自身のスキルや才能をリストアップし、どのように活かせるかを考えましょう。
そうすることで、求人活動において自身の強みを認識し、適切な選択を行う手助けとなるでしょう。自分にとって不要と思えるスキルや才能でも、将来の可能性を見据えてリストアップすることは重要です。新たな仕事探しの過程で、驚くほど魅力的な職務に出会うかもしれません。
次に、情熱を持つ分野を見つけることが重要です。本当に愛し、決して辞めたくない仕事を見つけることは稀ですが、その可能性を探る価値は十分にあります。過去の経験や趣味に思いを馳せ、ソーシャルメディアやニュースで興味を引くものを探してみましょう。
世の中には多種多様な仕事が存在し、驚くほど魅力的な職務があるかもしれません。仕事探しのプロセスでは情報収集が不可欠です。自身の動機や興奮する要素を理解するために時間を割いてみてください。
また、人材紹介会社を選ぶ際に慎重に検討しましょう。求人探しにおいて人材紹介会社は役立つ存在ですが、過多な登録は避けるべきです。面接や会議が体力を消耗する場合、登録する代理店を絞り込むことが賢明です。人材紹介会社を選ぶ際は評判を確認し、信頼性の高いものを選びましょう。
ユニークな機会を探すためにネットワークを拡張する必要がない限り、通常は1つまたは2つの代理店に登録するだけで十分です。人材紹介会社への登録は、無駄な手続きを減らすために慎重に行いましょう。
アドバイスを求めることは、正しい方向へ進むための素晴らしい方法です。友人や家族にアドバイスを求め、自身が得意と思う分野について意見を聞いてみましょう。特定の職業に興味がある場合、既にその職業に従事している人々とコネクションを築いてみるのも有益です。
彼らはその仕事の実情や、それが自身にとって適しているかどうかについて洞察を提供してくれるかもしれません。アドバイスを通じて、必要なスキルや経験についてもアイデアを得ることができるでしょう。
最後に、企業選びも重要です。仕事との相性だけでなく、会社自体も考慮しましょう。面接や対話を通じて、その会社の雰囲気や文化が自身に合っているかどうかを検討しましょう。
好きな仕事を見つけることは簡単ではありませんが、自身のニーズに合った適切な仕事を見つけるために、真剣に取り組んでください。情熱を追求し、正しい方向へ進むお手伝いをしましょう。

<オンライン面接>実際にあった失敗談
新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けて広がった「オンライン面接」 緊急事態宣言が解除された後も、新卒や中途採用にオンライン面接を活用する企業は増えております。
そこで今回は、オンライン面接で実際にあった失敗談を受けてオンライン面接の対策法をお伝えします。
周囲の音が入ってしまい、話が進まなかった。
・近所の犬の鳴き声が大きくて面接官の話が聞き取れなかった
・子供たちのはしゃぐ声が気になってしまい、集中できなかった
・車の音がうるさくて、面接官に何度も聞き返された
対策→「なるべく雑音の入らない場所を選ぶ」
「雑音が入りそうなことを、事前に伝えておく」
面接はなるべく雑音が入らない場所を選び、窓を閉め、 イヤホンで会話が聞こえやすいようにしておくと良いでしょう。
暗くてやる気のない人だと思われてしまった。
面接官に表情の暗い人、 入社したい熱意が感じられないとマイナスなイメージを持たれてしまった。
対策→「顔が明るく映るように、室内の明るさをチェックする」
「リアクションはオーバーなくらいで、相槌や合いの手も工夫する」
面接の時間帯によっては、 部屋に入る光の具合も変わってきます。
照明を上手に活用して、 顔が明るく映るように準備すると 暗い印象を持たれずにすみます。
面接時に、 相手の話を頷いて聞いても画面の向こうでは理解されづらいので、 「はい」「そうですね」など声を出して、 ”話を聞いている”姿勢を伝えましょう。
声の大きさも大事ですので、 面接のスタート時に 「この声の大きさで聞こえますか」と 確認しておくのも良いですね。 。
沈黙が続いて、会話が弾まなかった。資料がうまく出せなかった、 途中で接続が切れてしまったり、沈黙が重なって失敗した。
対策→「沈黙に備え、質問や会話を予め準備しておく」
「接続環境に不安があるときは、前もってそのことを伝えておく」
面接自体、多少の緊張はありますし、 またオンラインということで不安もあるでしょう。
沈黙が続くことも想定して、 「これを話そう、これを質問しよう」と 気まずい雰囲気にならないような準備をしておくことは大切です。
また万が一接続が切れても慌てないよう、 メールや電話で連絡するようにし、 「もし接続が切れた場合は電話(メール)してよろしいでしょうか」と 確認しておくと安心です。
大切なことは、面接時に集中できるような準備です。
面接の前に、オンラインの練習をしておきましょう。
部屋がどんなふうに見えるか、声がどのように聞こえるのか、映り具合、表情や目線も重要です。
資料の出し方もスムーズにできるように練習しておくと安心です。
面接の時間がわかれば、同じ時間に試すのもいいですね。
また、オンラインでのワークショップや飲み会など画面を通じたコミュニケーションに慣れておくと良いですね。
平凡ですが「備あれば憂いなし」しっかり準備して成功を勝ち取りましょう。

キャリア採用で実施される「適正検査」とは
近頃、キャリア採用でも職種に関わらず、新卒採用と同様に適性検査を実施する企業が増えています。
適性検査と言われて、どんな問題が出るのか?どんな準備をしたらいいのか不安に感じる方も多いでしょう。
今回は、適性検査の種類や対策、適性検査を実施する意義についてご紹介します。
適性検査とは
適性検査は大きく分けて「能力検査」と「性格検査」の2種類があります。
能力検査
能力検査は、基礎学力や論理的思考などを測る際の判断として活用され、企業は、その結果から募集職種の業務を任せられるかどうかを判断しています。
性格検査
性格検査は、主に性格や人物像をいろいろな角度から分析する検査で、企業は、求めている人材か、社風との適合性などを判断するために活用しています。
適性検査の受験方法は、筆記(マークシート)で行われる場合やWebで行われるもの(WEBテスト)などがあり、最近はWEBテストが人気です。
適性検査の種類
適性検査には、いくつか種類があり、それぞれ特性や検査内容が異なります。
出題する企業は、重視したい内容で選んでいます。
SPIテスト(SPI総合検査)
SPIは、適正テストと能力テスト2種類に分かれています。
適正テストは、約200問の質問に対してYes/Noで答えることで性格を判断するものです。
能力テストは、言語分野と非言語分野に分かれて実施され、問題の内容は、国語や算数のようなもので特段難しいというものではありません。
しかし、問題数が多く時間が足りないといわれますので、問題集などを使って短時間で正確に回答できるように練習しておくことが大切です。
クレベリン検査
クレベリン検査は、一列に並んだ一桁の数字を、左から順に足し算していくテストで、「処理能力の程度」「性格・行動面の特徴」がわかります。
玉手箱
玉手箱は、3分野から構成される「能力検査(計数・言語・英語)」に「性格検査」を合わせた4分野で試験を行うのが特徴です。
企業が適性検査を行う意義
企業が適性検査を行う目的は、転職希望者が企業や部署に適しているか、対象業務を行うための素養があるかを客観的に判断する材料にすることにあります。
企業としては、面接で評価がよかったとしても実際に仕事をしてみると違う・・・というミスマッチを防ぎたい思いがあります。
そのため、同じテストでも企業によって優先する項目や判断基準は異なりますから、結果は、同じでも企業によっては、採用される場合もあれば不採用になる場合もある、つまり企業との相性があるということを理解しておきましょう。
適性検査を行うからといて過度に気負ったり不安に感じることはありません。
性格検査では、ウソをつかずに素直に答える、能力検査は対策本などでしっかり準備して望むことができればそれほど怖いものではありません。 自信を持って検査に臨んでください

リモートワークで働くということ
新しい働き方として話題になっている「リモートワーク」。 どのような働き方なのか知らない人も少なくありません。
今回は、リモートワークについて、メリットやデメリット、将来性について見ていきます。
「リモートワーク」とは、会社以外の場所で遠隔的に仕事を行う勤務形態を言います。
広い意味では、フリーランスや自営業の方もこのリモートワークの一種と言えます。
そのほかに、企業に雇用されている社員が自宅など会社以外の場所で仕事を行うケースもあり、会社ごとに上限時間や対象社員など規則が設けられています。
働き方としては、従来より時間と場所が拘束されるケースが主流でしたが、この場所を選ばず自由に働くことができるリモートワークは、新しい働き方として注目されています。
リモートワークは、会社にいなくてもできるもので、成果の評価形態が明確である内容の業務で、時間管理のしやすいものが多く、ITエンジニアやデザイナー、ライター、マーケッター、コンサルタント職などで活用されています。
会社サイドにとっても、経費節減や離職防止などメリットもあるので、導入を検討しているところも増えています。
前述したように、リモートワークでは、働く場所や時間が限られないことが大きなメリットとなっています。
さらに、服装が自由である、化粧や着替えなどに時間やお金をかける必要もないため、働く側に取っても経費削減に繋がるところがあります。
その反面、自宅や公共の場所をオフィス代わりにするため、セキュリティに対する対策が不可欠となります。
サイバー面での脅威だけでなく、資料やUSBの管理、打ち合わせや電話連絡などでも場所を考慮しないといけないため、環境の整備や場所の確保があらかじめ必要となります。 また、連絡のやり取りに対する懸念は大きいです。
すぐに伝えたいことも連絡がスムーズにいかないとトラブルに発展するため注意が必要です。
リモートワークは、通勤時間の節約や家事、育児、介護などとの両立が可能な点などで魅力のある働き方ですが、誰にでも合う働き方とは限りません。
リモートワークで働くことを考える場合、事前に検討していただきたいことをいくつか挙げてみると、
・スケジュール管理、業務の進行等全て自己管理できるか。
・すぐそばに話せる人がいないため孤独になりやすい。
・仕事とプライベートとの切り替えができるか。
・成果主義になるため、評価制度が変わる。
・環境の整備(PC、通信環境、セキュリティ)
などがあります。
簡潔に言うと、今まで会社がやってくれた勤怠管理、評価管理がガラッと変わり、ほとんどのことを自分で把握、管理していかなければならないため、向き不向きが生じます。
この点について十分に検討し、自分にできるかどうかを判断する必要があるでしょう。
しかし、リモートワークは、働く形態が多様化できるため、人材不足が深刻化される将来を見据えるととても魅力のある勤務形態であることは明確です。
そのため、導入を検討したり、すでに活用を始めている会社も少なくありません。
また、総務相もICT利用推進の一つとして推奨しています。
実際に活用していくにあたっては、会社サイドも労働者サイドでも課題はあるものの、働き方の有力な選択肢の一つとして今後も発展していくと言えるでしょう。

Uターン転職、Iターン転職を希望する場合の注意点とは?
厚生労働省の人口移動調査によると、Uターン転職者の割合は、ここ10年程度一定数の水準を保っているという調査結果が出ています。
また、実際に移動するまではいかないものの、30代以上の年齢層の方々が地方移住を希望する問い合わせは、年々増加している傾向にあるようです。
今回は、Uターン転職やIターン転職を決める前の心構えや注意すべきポイントについてご紹介します。
志望動機を明確にすること
まず、志望動機についてですが、やはり「地方に移住したい」ということだけでは、動機としては、正直、弱いです。
一般的な転職活動での志望動機と同じように、「なぜその会社を志望するのか」という熱意が重要です。
自分の経験やスキルがどう活かせるのか、その地方、その企業にどのように貢献できるか、を伝えられるように準備しておきましょう。
求人情報のチェックを念入りに行うこと
地方の求人数は、都会に比べて少ないのが現実です。
気になる求人を見つけたらすぐに応募できるように準備することが大切です。
Uターン転職やIターン転職では、仕事を決める以外にも生活拠点を移す準備も必要になるため、計画と事前準備がより重視されます。
ネットやSNSなどの情報収集はもちろんのこと、家族や知人の協力も得ながら満足のいく転職を成功させてください。