面接での”素の自分”の見せ方
面接対策を行なっていると、「良し悪し」で判断して自分をうまくアピールできない人が非常に多いということを感じます。
人は、誰しもよく思われたいので、ついつい応募書類や面接で飾ってしまいがちです。
その気持ちはわかりますが、企業に合わせた自分を演出したり、良いことばかりで飾ってしまうと
内定を勝ち取ることは、非常に難しいですし、長期的に見て楽しく働くことはできません。
今回は、面接で大切にして欲しい”素の自分”の見せ方についてお伝えします。
企業の採用面接では、「良し悪し」ではなく「合っているか否か」で応募者を見ています。
そのため、面接では、応募者の人柄や考え方を知るために、様々な質問や会話でその人を深掘りしようとします。
限られた時間ではありますが、その中で応募者を理解して、一緒に長く働いていける人材か否かで採用を決めます。
ですから、応募者の立場にたつと、相性の悪い企業に自分を合わせて受かろうとしても、数多くの応募者と日々接している面接官には、大抵見破られてしまうものですし、仮に内定が出たとしても入社してから苦しむことになります。
そのため、面接ではできる限り”素の自分”を見せて、その上で採用されるか否かは、企業に判断してもらうのが良いでしょう。
そうすれば自然と、合っていない企業では落ちて、合っている企業で採用されるようになり、無理せず楽しんで働くことができるでしょう。
では、”素の自分”とは、どのように見せたら良いのでしょうか。
日常での友人や家族などとの会話とは違うので、どうすれば良いか悩まれる方も多いです。
大切なことは、面接での質問に対して「あなたらしいエピソード」を織り交ぜ、相手に”普段の自分”をイメージしやすいように話すことです。
そのような「あなたらしい」ネタを用意しておきましょう。
これまでの仕事での経験から、苦労したことや成功したこと、よく記憶に残っていることなどを書き出してみると、
自分を客観的に捉えることができます。
それらのエピソードとアピールしたい自分をつなげてストーリーを組み立てていくと”素の自分”が伝わる内容を作ることができるでしょう。
面接では、ダラダラと話すと印象が悪いので、端的にまとめて伝えることも忘れずに。